ものずきさんから「片山さんがヤマトミュージアムで実演やってるらしいよ。」と情報をいただいたので行ってきました!
到着は午後3時くらい。でも写真のとおりミュージアム外のプレハブ券売所には10人ほどの列がある。会場内も結構な混雑。
入場券は800円。さらにこんな道具でミサトさんの解説を聞く装置を借りる(会場の出口で返却!)のに500円。この、商売上手め …。
はっきり言って人が多すぎてしっかり鑑賞できませんでした(;_;)もう一度行かねばならぬかと考え中。これは確かマゴロクソード。ハンドルの形状が気になったので撮影。そうそう、会場内は撮影フリー!写真撮り放題な美術館、博物館って、楽しいかも。
一気に飛んで、今回の本命。片山さんの携わった短刀。
欄間彫りで彫られた式波・アスカ・ラングレー。夏のオフで工程の写真を見せてもらってたのだけど、生で見るのはやっぱり良い。
全体図。
ネルフのマークを漆で書いてる。すごく細かい。正直、今回の企画モノのクオリティーってバラつきがあるように感じたけれど、この短刀はその中でもトップクラスのクオリティー。
ありゃ、上の写真にコメント付けたいんだけど、bloggerの不機嫌で書かせてくれない(^^;)上、左、そして下の二枚はロンギヌスの槍。橋本さんともう一人の刀匠の方が作ったもの。今回一番の大物。ホントにデカい。
先端。大迫力。
ものずきさんの言うとおり、片山さんがいた!なんか、変に緊張してしゃべれんかった…。忙しいのに相手をして下さって、片山さんありがとうございますm(_ _)mここではネルフキーホルダーに好きな文字を彫ってもらえる。(キーホルダー1200円…)
実は手前の方と片山さんの彫金台は結構違いがある。片山さんは自在バイス(って言っていいのかな?)。手前の方は鉄の一辺100mmくらいの角棒の頭の上。片山さん曰く「彫金師と刀匠ということで違う。彫金は彫るけど刀匠の方は銘切の技法で窪みを付けていく違いがある」だそう。片山さんは自在バイスにセットする治具まで作って持ってきてた。プロだ…。
これはネルフキーホルダーの原版。これも手彫りで、これをスキャナで読み取って、売り物のキーホルダーはレーザーで模様をつけてるらしい。CADで良くない!?って話になった(笑)
で、今回彫ってもらったキーホルダー。自分の字体が再現されるので、もっとかっこよく書けるようになっておかねば…orzちなみに彫代は500円。今回払ったお金の中で一番価値のある500円だと思った(笑)
今回の展覧会、そしてこの前のオールニッポンナイフショーでも感じたことを書いてみる。
やっぱり、知ってる人の知ってる作品が一番かわいい!(笑)
ブログや写真なんかで見せてもらって、説明してもらって、どんな手間をかけて作ってきたかが分かるとその分、愛着やパワーを感じる。その価値に見合うお金を出したいと思う。
「売りたい」なら、ブログやその他で発信したり、「いわれ」や製作の過程のデータをA4一枚でいいから添えたりしたら良いんじゃないかなと思う。自分が売り手に回った時にはしようと思う。いや、売り手には回らないし、回れないんだけど(笑)
最後、キーホルダー彫りの受付のおねえさん。
色白丸顔でたいへん雰囲気がよく、好みでした!w
なんてどうでもいいことを書いて、今日の記事を終わります(笑)
4 件のコメント:
あ~、こんなのやってたんだ。いいなぁ~
エヴァンゲリオンやってたとは知らんかった・・・
片山さんのつぶやきで、呉に行くって言ってたのでgfdさんにメールしましたw
偵察お疲れ様です~
いや~!おもろい記事でした~!(笑
ご苦労様でした~。
お疲れっす!やっぱ確かに作品の説明というかデザインの意味とかこの鋼材にしたハンドル材にした理由とかあったほうが良いですね・・・。
ものずきさん
行かねばいかねば、と思ってた展覧会なんで、ちょうどよくメールに背中を押してもらいましたw
記事には書いてないんですが、ナイフ製作にインスピレーションをくれる作品も見られて満足の展覧会でした(^^)
K職人さん
実はもっとたくさん作品があったんですが、紹介しきれてないです(^^;)
また時間があったら写真UPしてみますね!
ドラさん
カスタム品って嗜好品だと思うんです。
自慢したり、自己満足に浸れる工夫があったらうれしいなと思いました。
ちょっと話はズレるかもしれないですが、夏オフで片山さんが言ってた「発信するのが大切」って言葉を思い出しました。
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