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2012年9月17日月曜日

スリップジョイントナイフ 製作3 セット治具の製作他

マスターとライナーは作り直し。 真鍮2mmピンも買ったw


今回も色々問題が発生(^^;)

写真は無いですが、マスターは正確に作れたのでセット治具を作っていく。


10×10×100だか15×15×100のアルミ棒。
 アルミ棒とマスターをクランプで固定して穴あけ。
 で、ピンをさしてみると…。なんか、穴が太くてガタがあるorz。よく「○mmのキリで穴をあけると○mmより大きくなるよ」、って言われるけれども、刺さってるピンの10%くらい広い穴ってのも…。
 取りあえずアルミ棒に全て穴をあけてセットしてみる。何とかなりそうだと思ってアクションさせてみると…
スプリングが塑性変形(^^;)。はい、終了…。














今回発生した問題は2つ。
1.穴の径が広い。
2.スプリングの塑性変形。


1.についての原因はボール盤の軸ブレと推測。0.05位偏心している気がする…。R1308モデルの時はピン径が全て3mmだったので相対的に影響が少なかったのかもしれない。そして、きっとK職人さんも同じ状況に陥ったのではないかとも推測w。だから良いボール盤を購入されていたのではないでしょうか!?となると、わたしも精度の良いボール盤を…と考えたけど、置くところがない(^^;)
ボール盤の更新以外の対策を考えて、現在必要なブツを手配中です(^^)

ここまで書いてて、みなさんが使ってるボール盤、どのくらいの精度で穴があくのか、すごく気になってきたw
2mmのキリで穴をあけて、2mmのピンがガタなく滑らかに入る程度の精度、出てますか!?



2.については、タングの成形が完全には終わってなかったので、オーバーアクションしてしまったと推測。完全に成形が終わるのは熱処理後。生材の時は極力アクションは避けるべき、ということが言えるでしょう…。


と、言うことでボール盤への対策が終わるまでKNPSは作業停止となりますm( _ _ )m

NEXTモデルの図面でも書こうかなあ、と思ってたらヤフオクでフォールダーの製作に役立ちそうなもの(?)をゲットしたので、次回はゲットしたブツについての記事になると思います。



4 件のコメント:

ものずき さんのコメント...

ボール盤とドリルって基本的に穴の精度は出ないですよ。
精度を出すにはリーマーで仕上ないと。
そもそも金属の場合、2mmの丸棒は2mmちょうどの穴には簡単には刺さらないはずなんですよね。嵌め合いを設定しておかないと・・・
でも、大抵2mmのピンは2.0mmのドリルであけた穴に刺さりますよね・・・って事は・・・穴がでかいか?ピンが小さいか?

K職人 さんのコメント...

ドリルが切れないのでは?
切れないキリでゴリゴリやると、ちゃんとした穴はあきません。大きなイビツな穴になります。

私のボール盤はまだ安物を使ってますが、問題なしです。

チャックがセンター出てないのも、ぶれるのでちゃんとした穴はあかないです。


K さんのコメント...

連続で失礼します

gfdさんはポンチ打って、そのままドリリングですよね!

ポンチ打って、センタードリルでドリルの誘導穴作ってから、ドリルだと良いと思います。(私の場合)

私は、焼きに出す前にセットはしません。
絶対にスプリングが曲がりますので。
前はよく曲げました(笑

gfd さんのコメント...

ものずきさん、K職人さんこんばんは!

そうですよね、ボール盤・ドリルは精度が出ないって言われてましたが、ここまで出てないのかって驚きでした(^^;)
ピンの通らないピッタリな穴ってのも困るもので、ドリルの呼び径よりほんの少し(0.01~0.03?)大きいくらいの穴が開けばベストなんですが、今回は0.1~0.2も大きいので…

あと、金属材料は「販売時に示している寸法より0.01~0.03位小さくなっている」って学校で聞いた覚えがあります。

この穴とピンの大きすぎず、小さすぎずな微妙な差が大切なんですよね…



ドリルも新品だったんですが…。はずれを引いてしまったんですかね。ボール盤の件、まだでしたか(^^;)すみませんm( _ _ )m

そう、手配中なのはチャックなんです。全部お見通しというわけですね(^^;)
ユキワのブツを注文中です!
そしてセンタードリルも試してみます!

「焼き入れ前にセットしない」心に刻んでおきます(笑)いや、絶対セットしたくなる(^^;)自分の心との戦いだw


困ったことがあった時にこうやってアイデアをいただけるのってすごく助かります(^^)
またよろしくお願いしますw