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2013年4月22日月曜日

スティレットの製作5 ネイルマーク作り本番と外形切削2

ラウンドエンドはゴリゴリ棒でやるのが今のところの方法。
研削痕が小さくないのでより良い方法があればなあ。


あと、ロック溝はこんな感じで。万力の口金の上面をガイドに削りすぎないように3面をスクウェアに仕上げる。
 ロック溝、ラウンドエンド、エッジ面の外形が整ったので型板をはぎ取る。実は「とれなくなったらどうしよう(^^;)」と不安だったけど、べたーっとつけなければぺりぺりっと剥がれると分かった。仮に、べたーっとつけても十分取れそうな雰囲気も。
 問題のネールマーク部。背中が盛り上がるとの噂を聞き少し多めに残している。設計とピッタリの位置にはけがけないけれど背中面のアウトラインと平行に位置を出した。
 ネールマークのカット。エッジを上側に向けて固定するとネールマークのアールが上側にくる。後ろには真鍮の角棒をひいてブレード材のたわみを防いでいる。T・やまもとさんによるとブレードが荒削りくらいの状態でネールマークを切るのが良いそうだ。あと、ネールマークを切るにはチャックを手回し?したほうがよい?後日実験の予定。
ネールマークを切ったので背中の盛り上がりを削り取った。現状ここまでできてます。











次はブレード面の切削だ!

2013年4月21日日曜日

スティレットの製作4 ネイルマーク作り実験と外形切削1


今日は寒かった。屋外作業にはジャンバーが必要だった…。
上の写真は鋼材にパターンを貼りつけた図。この状態でけがきを入れておく。
超ギリギリ。コバに近すぎてよくないかも。
接着はふつ~のアロンアルファ。

 で、貼り付けて思い出した。今回はネイルマークを作るんだった。以前ダイヤルゲージと同時に仕入れてた秘密道具。フクダ精工(FKD) 柄付アングルカッター SAC SAC 45°×25 。Monotaroで売ってた。買ったのはしばらく前で忘れちゃったけれど、ココで紹介されてるアングルカッターも探したけれど、なんだか自分には合わなかったのでこれになった、という記憶がある。たぶんチャックが13mm以上必要だったのかな?
 実験なので取りあえず切ってみよう。正直、ちょっとこわかった(^^;)きれっぱしや刃先が飛んできたら怖いので保護メガネ着用。ボール盤の回転速度は一番遅い状態。バイスで挟んだ材料をちょびりちょびりと押し出して溝を切っていく。
 その結果。お、何となく切れてる。左側の溝は実験2回目の溝。ちょっと失敗(^^;)チャックと主軸の嵌合が外れて危険なことになった(汗)しっかり嵌合させておこう…。
 溝が切れそうだと判明したのでブレードの外形を切削。
 ロック周りもざっくり切って、ざっくり削って、
ゴリゴリ棒で形を整える。ちなみにゴリゴリ棒、直径は10mm。先端はたわみが大きいので荒削り、根元で仕上げをしたほうがよさそう。










今日はこんなところで!

2013年4月19日金曜日

スティレットの製作3 型板の製作3

いつの間にかセット治具ができている…。
ハンドルのパターンに沿って穴をあけただけで、特別なことはしなかった。
今回はロックプロジェクション周りを加工した。

現状、こんな感じ。
あごの内側を削って、
①こうなり②こうなって


③下側を削って④前も

⑤はまり始めて⑥大体はまる





6の状態で、ロックバー、ブレード、ハンドルのツラを合わせる。
仮組み。この後は
ロックバーを攻める。
切る。
そしてまた切る。
実はロックプロジェクションの前方とあごの部分はブレード側とタッチしたけれど、ピボットピン側の面はタッチしてません。わたしとしてはこれで問題ないと思ってるんですが、Toru Yamamoto Custom Knives によると3点タッチが必要とのこと…。ここはやっぱりタッチさせたほうがいいのかなあ…。







最後に、型板が大体できたのでアクションさせてみた。動画でどうぞ。
※ホントはアクションさせちゃダメです。アクションさせるとスプリングは塑性変形します(^^;)あとでグイッと戻してます。ちなみにピボット周りが硬そうに見えるのはブレードの浮きを押さえてるためです。



2013年4月4日木曜日

スティレットの製作2 型板の製作2

型板の切り出し、成形をした。

まずは大雑把に切り出し。弓鋸では板がひわる(ゆがむ)ので糸鋸が適していた。今回、えらく刃がぽきぽき折れた。引くときに曲がってしまったのか、力んでしまったのか、ストレスをぶつけたのが悪かったのかw
 この状態でポンチング。神経を使う。
 その後穴をあける。21本セット、1500円なんてドリルを使って悲しい思いをしたので、今回は1本300円くらいのドリルを使った。まだピンを通してないので何とも言えないけど、たぶん大丈夫。実は線1本分くらいずれてしまった部分がある(^^;)切り出して、セットしてNGだったら作り直そう。
 糸鋸でカットカット。板のもっとキワを掴むべき何だけど、糸鋸のフレームが万力に当たってしまい、この辺りで勘弁してもらった。切断中は板の上部を支えて曲がらないように祈りながら切断した。祈りが届いたのか(?)、弾性限度内で済んだ様子。
 要らない肉を削っていく、のにグラインダーを使ったらすぐに過熱し持てなくなったw。
 やっぱり手ヤスリで削ったほうが確実だった。今回はしっかりキワをクランプ、ザックザックと削ってく。
 ざっくり削った様子。スプリング部は未加工。この状態でまずはセット治具を作ろうと思う。線1本分のズレを許容できるかどうかの確認も…
ハンドルとブレードを重ねてみるとこんな感じ。ブレードの外形を完全に出していないのが原因か、びみょ~…にイメージが違う(汗)今回はこんなところで。