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2012年11月26日月曜日

フィクスドナイフの製作3 フラットグラインド…

 フラットっぽいけれど…

ゲージやスケールを当てて光がすけないか?って言われたらすけすけです。
篠崎さんはダイヤ砥石にブレード面を当てて削るそうだけれど…


今回は、 こんな感じで固定して
 ダイヤヤスリ×2種類→ストーン#320#400#600→ペーパー#400という流れ。
逆サイド削った時についた傷は後で消す予定(汗)













エッジ厚さ、根元は0.4mm、先端が0.8mmほど。3inナイフの適正エッジ厚さってどれくらいなんでしょう?

3inドロップド 合計作業時間 15h
切り出し1h
外形研削3h+1.5h
ブレード研削1.5h+8.0h

2012年11月25日日曜日

報告:第18回広島カスタムナイフショー

SONY NEX-3 18-55mm 行ってきました!

しばらく忙しくしてました。
が、24日のナイフショーに行くことができたのでサクッとレポート!




まず伺ったのは宮前敏行さんのブース。たくさんのフォールダーがリーズナブルな価格で!儲け、でないだろうなあ…。宮前さんはデザイン画はあるけれども、図面は基本的になしで作られるらしい。ひええ。
 JKGコンテスト入賞作もありました。実はR1308モデルを見ていただいちゃいました。「ハンドルは華がないと」と。やっぱりウッドじゃさえないのか。3inドロップは角、スリップは貝で作るぞ!
 ヤスリのワタオカさんのブース。以前工場を見学させてもらったワタオカさんです。今回は手切やすりをたくさん準備されていた。最近は目通し法を活用中で、小さなやつがほしかったので「平150mmもろて目のヤスリってありますか!?」と尋ねたところ、キムタク主演某ドラマ風に「あるよ。」!
まだ焼き入れしてないのが会社にあるといわれてたんで送ってもらうことに(^^)他にもいろんなやすりがあるようなので変わったやすりを探してる人は聞いてみたらいいと思う。HPはこちら
 お次はロンギヌスの槍の人、橋本庄市さんのブース。すごく気さくな雰囲気の人でした。橋本さんといえば(?)デカ物。
 これw
サイズは…
 こんな感じw橋本さんの身長が高いのであれですが、170cm位はありそう。なんじゃこりゃwこれ持って銀座を歩いたそうだけどカッコ良すぎるw
 他にも、こんなアダムの武器(?しっかり聞きそびれた…)とか、写真には載せられないブツも。ここには書くとマズい話から、ここに書くとマズそうな話まで(?)聞いちゃいました。今度一緒に飲みに行きたいなあw
 そして、赤鯱さんこと、レッドオルカの秋友さんのブース。ものずきさんからの指令を全うするため突撃取材を試みました。
 作るのは親子三代で作ってるらしい。たぶん場内一の品ぞろえ。
欧州向けに作ってる柳刃包丁。イタリアか、スペインだかに行ったときに「ナゼ日本風ノ作品ナイデスカ」といわれたらしく、最も日本風の刃物である柳刃を作ってるそう。ハンドルはAl合金(orホウの木)。O-157が流行ったころにできたドイツの法律で「ウッドハンドルNG」法があるらしい。で、Al合金。これに焼き付け吹付塗装で漆をのっけて模様を描いている。
 ハンドルの巻き方も教えてもらった。樫の木ハンドルをバーナーであぶって柿渋を塗る。これを数回繰り返すと柿渋をはじくようになる。その後エイの皮をはっつけて、麻の組みひもを巻くそうだ。エイの皮は麻ひもがずれるのを防止する役割も担っていると聞いて飾りじゃないんだ、と認識w
 そして、篠崎さんのブース。ラブレススタイルのナイフがあったのでハンドルの研究としてにぎにぎさせていただいた。篠崎さん曰く「手で削るならいくらでも自由が効くでしょ」…それはプロだけです!(T_T)
 S30Vのボーイナイフ。粘ってねばって大変だったそう。
 左に小さくえる多徳フォールダーは130年前のシェフィールドナイフ。ボール盤もあったかどうかわからない時代のナイフなのにきわめて精密!微細なファイルワークも。
電動工具を持ってんのに言い訳できなくなってしまう…。







これがショーでの収穫物。ツノ材と半丸のもろて目やすり。このもろて目やすりは無料でいただいちゃいました。ワタオカさん、ありがとうございますm( _ _ )m














お客さんの滞留時間は極めて長い。1~2hは平気でいた。が、やり取りは少な目。
出展者から見ると厳しかったかもしれないです。協力できずに申し訳ない…。
ただ、若そうな(?)ひともちらほら。声、かけてみればよかった。

2012年11月15日木曜日

SIGMA DP1 復活@三滝寺

           SIGMA DP1  落葉

修理に出してたDP1くん、復活しました。SIGMAさん、ありがとうございますm( _ _ )m。
久しぶりに撮影してみたけれど、難しい!換算24mmスタートのズームレンズばかり使ってたためか、28mmの画角で被写体を探すのに苦労した…。
で、いい具合に撮れなかったので残りはα77と55-200mmで(^^;)


タイトルを「すてきな場所」とするか「キレイな(ry」で品性が問われるw
苔むす屋根と紅葉。

2012年11月12日月曜日

ブレード研削に関する考察

ブレード研削って難しい。

少しだけ考えてみた。
たぶん上のイラスト方式で削ると問題がある。エッジの法線方向に削るって方法。赤丸を付けた部分が円錐のような形状になってしまう。光の具合で「フラットじゃない!」と感じる可能性大。
下のイラスト方式(ブレードのセンターからの基準)で削るといいのかな…?今回は下方式+もろ手ヤスリの目通しで仕上げに取り組みそうな予感。


ところで、フィクスドネタはフォールダーより好評な様子。あれれ?w


おすすめサイト追加しました。
個人的にROMらせていただいてるサイトです。
今度(?)勇気を出して声をかけさせていただきますm( _ _ )m

2012年11月10日土曜日

フィクスドナイフの製作2 ベンチグラインダーでの研削

 外形はこんな感じ。

せっかく導入したベンチグラインダー。ブレード研削にも使ってみよう!
こそこそROMさせてもらってる某コンテスト大賞のアノひとは汎用サンダーで素晴らしい作品を作ってらっしゃる。じゃあ、ベンチグラインダーでもいけるんじゃないか的なアプローチ。


 テープは削っちゃダメよマーク。写真を撮る前にすでにガリっちゃってます(汗)あ、このグラインダーの部品欠だったガイド、営業時間内に℡したらすぐに送ってくれるとのこと。普通に対応してくれるってことは部品欠頻発してるってことかいなw
 がりがりーっと。人様に見せるには心苦しい研削面(^^;)
 上の写真から15分後にはブレード面をある程度ならしてべベルストップに取り掛かる。今回は先にブレード面、後からベベルストップという順序でやってみた。
ブレード面とベベルストップをつなぐ途中で日没時間切れ。立ち上がり付近にグラインダーの深い傷があるけど、これはフォローできそう。削り始めてここまでで1.5hくらい。R1308はブレードの研削・研磨で10hくらいだったから…電動パワーは素晴らしい!









3inドロップド 合計作業時間 7h
切り出し1h
外形研削3h+1.5h
ブレード研削1.5h



別件。
以前気に入って使っていたSIGMA DP1というカメラ。久しぶりに使ってみたら鏡筒・絞りの不具合が発生(T_T)
ググってみるとこの問題が頻発してる様子。2010年ごろまでは無償修理だったらしいけれど、最近の無償修理の情報はなし…。
エイヤーで修理をお願いすると2012年11月現在でも無償修理してもらえました。
販売終了してしばらくたつ製品の無償修理をしないといけないって、SIGMAさん大変だなあ…。




2012年11月9日金曜日

フィクスドナイフも製作

 3inドロップドも切り出し・削り出し。


やっぱりペーパーパターンで製作。樹脂パターンとか作ったほうがけがきには便利だけど、横着なので…。




 鋼材はかなり前からの在庫品。種類はD2。たぶんSLDではなくほんとのD2?長手に切るのは難儀した…。
で、カットまでは何とかなったものの、外形研削でパワー切れ(汗)電動工具の導入と相成りました。3980円の両頭グラインダ。150Wじゃ力不足だったorz。そして、安いだけあって(?)ガイドとなる部品欠…。サポートに電話しても受付時間を過ぎてたら問答無用で「またおかけ直しください」。ただ、音が静かだったのはせめてもの救い。

フォールダーのほうも研磨OK!そんなに急がないし、フィクスドと一緒に出そうかな。ブレードは1本に…。
 フォールダー工程表 
1.ブレード、スプリング、ライナーマスター、ライナーのパターン貼り付け1.0h+乾燥時間  
2.ブレード、スプリングの切り出し1.0h
3.ブレード、スプリングの外形粗成形2.0h
4.ブレード、スプリングの穴あけ1.0h 
5.ライナーマスター、ライナーの切り出し・穴あけ4.0h
6.ブレード、スプリングの外形成形8.0h …ここまで7.5h
7.ブレード面の研削・研磨6.0h 12.5h(2枚分です。まだ増えます
8.スプリング仕上げ3.0h7h(ちょっとかけすぎた…)
9.熱処理送付
10.ハンドル材基準出し3.0h
11.ライナー基準辺成形1.0h
12.ボルスター、ハンドル材貼り付け(1.0h+硬化時間)×2
13.ハンドル外形成形6.0h
14.ハンドルファイルワーク、面取り6.0h
15.ブレード、スプリング仕上げ6.0h
16.組み立て3.0h
合計53.0h  通算実績27h
 
3inドロップド 合計作業時間 4h
切り出し1h
外形研削3h

2012年11月6日火曜日

告知:第18回広島カスタムナイフショー

ありますよ~。


当地方では(たぶん)唯一のイベントです。ぜひぜひ参加しましょう!
わたしは用事があって、参加できても25日だけっぽいのですが行きたいと思ってます。
そして2012年12月号のナイフマガジンでHCKSの参加者一覧を見ると拝見したことのある名前が…。薩摩のぶにせさんやロンギヌスの槍メイカーさん、ですよね?お会いできたら勇気を出して声をかけてみようとおもっております。そのときはよろしくおねがいしますm( _ _ )m

ちなみに、このはがきはショーの受付で名前と住所を書くと毎年送ってきてもらえる。
あわせて、その名前と住所でナイフの抽選をするらしいのだけれども、当たったこともなければ、当たった人も知らないし、抽選の様子も見たり聞いたりしたこともない。どんなふうに抽選をしてるのか、ちょっと、気になるw

2012年11月4日日曜日

真空引きマシン(含浸マシン)の製作

まずは真空引きの様子を。


マシュマロを減圧してみた。一応、機能してる様子。どれだけの真空度かは不明。



使った機材はこれだけ。パッキンの付いた容器とゴム片を切ってパイプ・ゴムホースをつなぎ、真空ポンプ(注射器)へ。真空ポンプの作り方は簡単。ググってもいいし、http://www.sunfield.ne.jp/~oshima/omosiro/shinkuu/shinkuuponpu.htmlこのあたりでも覗けば詳しく書いてある。
ジグドボーンやウッド、シースの含浸なんかに使おうと画策中。浴槽は板金でいけるかな。トライできる材料の持ち合わせがないのが残念orz
ちなみに圧を戻さないと容器のふたが開かない。圧の戻し方は接続用のゴムから注射器を引っこ抜く。

工夫すれば加圧ポンプにもなりそう。誰だか忘れたけど(ジェスホーン、かな?)、象牙の処理に真空含浸・加圧含浸を繰り返してるって、昔のナイフマガジンに書いてた気がする。


広島 東照宮を散策

           SONY NEX-3 18-55mm 広島 東照宮
 
 
ここしばらく週2とか3のペースで飲み会。エンジョイ・リアル!
 
なんちって。
 
今日(もう昨日だ)も一飲み。少し早めに家を出てぶらぶらしてみた。
お店から近い広島東照宮付近を散策。
平成の大修理が済んでからはまだ行ったことがなかったので、どうなったんだろうと思ってけど雰囲気はあまり変わってなかった。
 
 
ただ、こんなところがあるってのは完全に忘れてた。本殿の裏の階段を登って行ったところ。
「人の一生は重荷を負いて遠き道をゆくがごとし急ぐべからず」との立て看板。

木漏れ日がきれいだった。
実は立て看板を見る前に引いていたおみくじも小吉「あせらず真面目にがんばれ」的なことが書かれていた。
人生、たまには焦ることだってありますよwまあ、ぼちぼちと…

 駅前の一等地なんですね。
この時点で飲み会の時間が近づいててちょっと焦ったw
うさちゃんもお仕事大変だね…。