ページビューの合計

2012年3月21日水曜日

R130Xタイプ、鋼材の切り出し~

作業が進んだ部分を少しだけUP。


Panasonic FX35

パターンを貼り付けた鋼材を切断します。
Panasonic FX35

弓のこでの切断では「切断するラインに沿ってボール盤で穴をあける」という方法が広く知られていますが、t=3mm程度であれば直にカットできます。ただし鋸刃は特別。

スウェーデン鋼のバイメタルソーを強くお勧めします。
私が使っているのは「藤原産業 SK11 の弦鋸の替刃バイメタル」。宣伝ではありませんが、同社の通常鋼の鋸刃とは切断力が全く違います。昔使っていた記憶ですが、通常鋼ではカットライン一つに対し鋸刃1枚の消費(^^;。バイメタル鋼では…、切れなくなるなんてことは記憶にない、というほどの刃持ち!
まあ単位枚数あたりのお値段も全く違いますが(^^;
他社のバイメタル系でもいいかもしれませんが、私は入手性の観点から専らこれです。
鋸のフレームも欧米系のフレームをおすすめ。


こんなタイプはお勧めしません。(写真は藤原産業さんより!刃を褒めてるんで許してね!)

理由は2つ。
・右手の押し出し力を考えるとグリップは鋸刃同軸よりも垂直であるべき。同軸だと滑る。
・左手の置き場がしっかりしている。


さっそく切ります。

Panasonic FX35
バイス左側にはみ出てるところを切り落とします。その後穴あけする部分にはポンチング。ポンチングは机の中心でやると難しいです。力の逃げないようテーブルの脚の真上でやるのが具合が良いです(テーブルの剛性がないだけかも^^;)。その後、部材ごとの切り出しに進みます。
写真3枚とも Panasonic FX35

部材ごとの切り出しの後は必要部分に穴あけ。ブレードピボット、スプリングピボット、エンドタングの位置決めピンとソングホール、すべてに3mmのドリルで穴あけ。部品によっては後でさらに大きくあけなおします。 ボール盤は10年選手。ホームセンターでの安物で1万円くらいだった記憶。しばらく休眠状態だったものを前回のナイフ制作にあたって油をさして復活させました。ワークテーブルはドリル刃と垂直になるよう、簡単に調整してます。といってもテーブル奥にあるナットでの調整くらい。軸ブレなどは対応不可(^^;

ペーパーパターン貼り付け方式に限ってですが、鋸、穴あけ両方に言える大切なことがあります。が、それは次回に。今日はこのくらいで!

4 件のコメント:

さんのコメント...

はじめまして、こんばんは。
ものずきさんのコメント欄から来ました。

いくつか記事を拝見致しました。
美しいフォルダーを作られているのですね。

もし良かったら相互リンクしていただけませんか?
私の方は既に貼っておきます。

お気に召さなかったら削除したしますので、いつでもお申し付けください。
どうぞ宜しくお願い致します。

gfd さんのコメント...

雄さんこんばんは。
実は雄さんのブログ、ブラウザのブックマークに入れさせてもらってます(^^)
細身のナイフを上手に作られるなと思ってました。

相互リング、ありがとうございます。今後ともよろしくです!

ものずき さんのコメント...

こんばんは。
かなり緻密に物を作られてますね。
フォールディングナイフ以外も見てみたいです。(きっといろんな物作ってるに違いないw)
磁気パルス発生器が気になりました。
これからもよろしくです。

gfd さんのコメント...

ものずきさんこんばんは。
訪問ありがとうございます!
つくりは全然緻密じゃないです(^^;
だましだまし作ってるのが現状です。ナイフ以外も機会があればUPしてますね。
これからもよろしくお願いします(^^)