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2012年4月6日金曜日

Leica Ⅲf (ライカ3f) 2万円 & スプリング荷重の設計

RICOH CX2

これくらいの値段なら買える(笑)実際これくらいの値段で買ったカメラ。ジャンクだけど(^^;
試撮の結果、先幕が穴だらけと判明。3流修理人gfdの手にかかれば一応撮影可能なレベルにはなる。が、あまりにも品のない方法なので書きません。


今日How to make slip joint & lock back folding knives fo professionalなる本(冊子?)が手元に到着。作り始める前に注文すべきだった(汗)
内容はスリップジョイントとロックバックフォールディングナイフのピボットピン回りの設計方法。タイトルだけ見れば洋書かと思いきや、日本語で書かれている。
販売店舗は銀座菊藤さん。WEB上に少しではあるが内容も上がっているので興味のある人はどうぞ。↓のURLから。
http://kikufuji.com/self_defence/index.html#h005

が、菊藤さんは品切れ中(^^;

今回は著者に直接問い合わせて送ってもらいました。¥3,000-と安くはないけど、プロの手法を知ることができるので、妥当な値段だと思う。簡単なレビューとしては、スリップジョイントの設計がとても参考になったのと、ブッシュの使い方というか、期待する機能が予想外でした(^^;)


ピボット周りはプロにお願いして、私はロックバックのスプリングの荷重設定の設計手法を書いてみようと思う。
この写真を参考にしようか…。


どんな手法を使うかというと…。
片持ち梁の集中荷重でのたわみの計算です。



以上。




っていういじわるはなしで、
http://rakutin.himegimi.jp/tawami-katamoti-01top.html
こんなサイトを使うと簡単。

まずは断面形状を選択。
四角の中実を選択。
比重とヤング率はステンレスを選択。
L梁の長さはばねの部分。上の写真でいうとロックバー後ろ側の鋼材の一番薄い部分の長さ
確か約35mm
取りあえず荷重は放置。
Wは鋼材の厚み。この場合は3mm
Hはばねの厚み。確か1.5mmくらい。テーパーを付けてるとこれができないのがネック(^^;)

あとは合計たわみδが必要な変位量を満たす最低の荷重を「えいやー」で入れていけばOK。

たぶんこの荷重は最適値があって、「Hばねの厚み」でたわみδをコントロールしていくのが正解かと思われる。
この写真の場合は片持ち梁の支持点をスプリングピボットと仮定してます。支持点と実際のスプリング長が違うけれど、荷重をてこ比でシミュレーションすればOKだと思う。


荷重はほんとはプッシュプルゲージなんかで理想的なところを探すべきなんだろうけど、持ってないのでリバースエンジニアリング的な計算になりますが、これも一つの方法ではないかなと思ってるところです。ほんとはプリロードも考えるとさらに話が変わってくるわけですが…人柱募集中です(笑)


参考の参考ですが、荷重は50~100Nあたりがよいかなと思ってます。
この辺りは新記事にて再考察してます。そっちを読んでみてください。

きっと片持ち梁計算の現役プロ(シンヤさんを想定^^)も見てくれると思いますが…。
変なところがあったら教えてくださいm( _ _ )m




推敲不十分でUPしてるんで,
変な日本語もありますが許してやってくださいm( _ _ )m

6 件のコメント:

シンヤ さんのコメント...

どうも、なんか現役プロとか書かれてますがこんな複雑な形状物体の計算なんて出来ません(笑)
ご期待に沿えず申し訳ないです!
しかし、それじゃ機械工学科の大学生として面目立たないのですこし考えた事を書いておきます。

換算サイトの式があっているならば、仮定の50~100Nをgに換算とたわみδの値をみると、50N=490g:たわみδ=4.2mm・100N=981g:たわみδ=8.4mmとなります。

私が真似をしている伊原 賢治さんは実用するなら最低で800g、最高で1500gの加重が良いと言っています。
すると、50Nでは加重不足で100Nが良いとなりますが、たわみδが8.4mmとなるとそんなにロックバーを押し込むなんてありえません。
そう考えると、この結果では適切な値は出ていないと思います。つまりは、直接測ってしまったほうが早いかと(^_^;)


たかが大学生ごときがベラベラと長文すいませんでしたm(_ _)m 間違いなどもあると思います。読み流してください。

gfd さんのコメント...

シンヤさんおはようございます。

んん?1kgf=1×9.8=9.8N,50N≒5kgf…では?(^^;

けど確かに、井原さん曰くの800~1500gとは大きく離れた値だ…。
も一度検証しないといけないな(^^;検証結果は今日の記事のネタにさせてもらいます(笑)

シンヤ さんのコメント...

申し訳ない(///)おっしゃる通りです。
何をとち狂っていたか、お恥ずかしい。本当に恥ずかしい……。


ちなみに、ナイフマガジンの伊原さんの特集では、ナイフを組み上げてロックバーの所に何か治具(棒状の何か)をつけて手で電子測りに押し付けてました(笑)

更に、スプリングの加重設定をまとめた非売のプリントがあるのですが、それではスプリング(スプリングロックとスプリングが一体型です)を固定するライナーの穴を微調整してスプリングの加重を調整してました。

gfd さんのコメント...

棒状の治具ではかりに押し付ける…賢い(笑)
私はばねばかりを買ってしまった(^^;

ライナーの穴を調整とは…。想像がつきません。
スプリング荷重設計をまとめたプリント、ぜひ読んでみたいですw

ものずき さんのコメント...

スプリングは疲労強度をどう考察するかが気になります。
フォールディングナイフメーカーにスプリングが疲労破壊して苦労した、と聞いた事があります。
色々とノウハウがある様ですが、気になるところです。

gfd さんのコメント...

ものずきさんこんばんは。
疲労強度、う~ん、要考察の部分ですね(^^;)
弾性限度内での変形に済ませておけば大丈夫、と思いきやそうでもないみたいで…。
また調べてみます。ネタの提供ありがとうございます(笑)