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2012年12月27日木曜日

Olympus Pen S 3.5 の分解修理4最終回(重巻き上げのホントの原因)

第3回まででシャッターの洗浄をしました。が、それだけでは重巻き上げを解決するにはいたりませんでした…。今回はさらに巻き上げが重い原因を探っていきます。

 巻き上げノブを取り外します。ノブ中心のすり割りねじは逆ねじだった気がする。で、さらにその下にあるギアを外すと…。










こんな状態になる。
原因はこいつだ!あれ、













こいつだ!このS字カムが原因と思われる。













もう一度この写真にお出まし願う。S時カムが回転し、それに接するリンクがシャッターをチャージする構造になっている。この状態で巻き上げを試みたところ、このS字カムの最大変位点付近で巻き上げが重たくなっていると確認した。結局、巻き上げを軽くするためにはこのS字カムのコバの摩擦係数を低減する必要がある。ネット上を眺めていると鉛筆粉が摩擦低減に有効という意見もあったので、今回実践してみたところ、「若干軽くなったかな」程度でした。つまり、あまり効かない…。根本的な解決法としてはS字カムをステンレス材で作り直してコバは鏡面仕上げにする等、ちょっと手間を掛けないとダメそう…。また、Penは巻き上げ不良(巻き上げたつもりでも巻き上げ出来てない)という現象もあるけれど、やっぱりこのS字カムが原因(磨り減ってカムの必要変位量に達していない)ではないかと推測する。今回は、ごめんなさいorz

以上、Pen S 3.5 の分解修理は敗北の結果に終わりました。チャンチャン

おまけ(S字カムの下はいかに!?)















3 件のコメント:

souou s さんのコメント...

はじめまして。

随分前の記事ですが、ご参考になるかどうか…ということでコメント致します。
s字カムや連動するレバ―類はステンレス製で固いので、実はあまり摩耗していません。
それよりもs字カムに連動するチャージレバーに力が掛かり微妙に曲がっている方が多いです。
私も以前随分悩みました(笑)
シャッターチャージ点に到達するようにラジオペンチ等で修正すれば多分治ります。
巻上が固いのはベンジン浴で油分が切れたので動きが渋くなっているのと、花形の締め付けリングを固く締めつけすぎているからではないか?と思います。(きっちり固く締めると巻上が固いのはもちろん、シャッターチャージすらできなくなります)巻上ダイアル周辺や、シャッター部への注油、花形リングをほんの少し緩めれば(ゆるゆるではだめです)軽いシャッターチャージもOKになると思います。
Pen SシリーズやDシリーズを色々分解修理してきましたので…、なんとなくそうじゃないかと(笑)

gfd さんのコメント...

>souos s さん
コメントありがとうございます。
レバーの変形があるんですね。それにはまったく頭が回らなかったです。
巻き上げについても締め付けリングをしっかり締めていましたが、それではいけないのですね。そのために回転止め子ねじとねじロック剤という組み合わされていると。腑に落ちました。

またコメント頂けたらと思います。ありがとうございます。

souou s さんのコメント...
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